2008年12月1日月曜日

映画「転々」

 「時効警察」の三木聡監督作品。一言でいえば、吉祥寺から霞ヶ関まで散歩する債務者(オダギリジョー)とサラ金取り立て(三浦友和)の話。映画として成立するのか不安を抱いていたのですが、実におもしろい作品でした。小コントがずっと連鎖していく感じで、見ているものを飽きさせません。また劇中、描かれる東京の散歩道が実に良いのです。二人の散歩道を辿ってみたいと思うところです。

 それにしても、冒頭の吉祥寺井の頭公園から笑わせていただきました。同公園近くの●せやという著名な焼鳥屋の前で、三浦友和の一言。「ここの焼き鳥、うまそうなんだければ、食べてみると、そうでもないんだよなぁ」。私は言葉を失いました(笑い)。

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