是枝監督の新作で、しかもペ・ドゥナが主演しているからには見ない訳にはいかぬと思い、公開初日に立川まで見に行ってまいりました(映画公式HPはこちら)。
深い味わいの残る作品ですので、軽はずみに「感動した」などと言えないのですが、しばらくは時折この映画のことを思い出しては、色々と物思いにふけることとなりそうです。特に主人公たちの隣人である父娘をどう見るかについて、個人的に宿題としております。
それにしても、東京の風景は美しくも、儚いものですね。本作の撮影は、ウォン・カーウァイ監督の「花様年華」などで知られるリー・ピンビン氏が担当されたとのことですが、月島の風景など忘れ難いものがあります(ぜひ公式HPをご覧ください)。
現代東京の街とそこに住み人々に関心がある外国の方には、末永く良いガイドになることでしょう。
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