厚生労働省における労働政策立案がようやく動き出し始めたようです。
①雇用保険法について(労働政策審議会雇用保険部会 資料(こちら))
⇒短時間就労者の適用拡大、マルチジョブホルダー対応ほか
②派遣法改正について(労働政策審議会への諮問 こちら)
派遣法については、前回紹介した長妻大臣会見のとおり、しっかりと審議会で3者間で審議し直した上で、政府法案を提出することに決したということになろうかと思います。同審議においては、前回の提出法案における措置事項のほか、次の宿題が示されています(検討事項)。
・製造業務への派遣や登録型派遣の今後の在り方
・違法派遣の場合の派遣先との雇用契約の締結促進 (※諮問文でここまで書くのですね・・)
・派遣労働者の雇用の安定その他福祉の増進のために追加的に措置すべき事項
日程的に見ると、やはり改正法案は来年1月からの通常国会提出を念頭に置いているということでしょうか。
これから雇用保険・派遣法案について、審議会における審議が進められていくこととなりますが、その審議の進め方なども含め、大変注目されるところです。
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