石川啄木の碑は、北海道の各所で見られます。大通公園にあるのが、この銅像と碑です。
刻まれているのが、「一握の砂」の一編
「しんしんと幅広き街の
秋の夜の
玉蜀黍の焼くるにほひを」
ちょうど訪れたのが夏の暑い盛りでしたので、あまりピンとこないのですが、晩秋の人気がない大通公園でこの碑をみると、とてもしみじみとした情感が味わえます。
ところで小樽駅前にも啄木の碑がありますが、昔から如何なものかという気がしております(色々な解釈がありうるのでしょうが・・)。
「かなしきは小樽の町よ
歌ふことなき人人の
声の荒さよ 」
今現在でいえば、小樽市民の「文化度」の高さは、道内でも随一と思われます。「歌ふ人々」は、今や東京よりも多いやもしれません(笑)。
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