2011年6月2日木曜日

第106回日本経団連労働法フォーラムにおける講演について

 来月7月14日〜15日に開催される第106回日本経団連労働法フォーラムにおいて、「震災対応にかかる労働・社会保険の実務」のテーマで講演させて頂くこととなりました(案内はこちら)。

 リスク分散・所得再配分の機能を有する社会保険・労働保険制度は、震災という不可抗力の事故に対し、どのような役割を果たすべきであるのか。この問題意識を持ちながら、使用者側の視点で雇用調整助成金、雇用保険、労災保険および社会保険料免除等の現状と実務上の課題・対策を分かりやすく解説したいと考えております。

 私の報告はさておき(もちろん最善を尽くします!)、同フォーラムは14日の「震災時の人事労務管理と労働法」(中井智子弁護士)、翌15日の「高年齢者の雇用をめぐる問題と今後の課題」(延増拓郎弁護士)のご報告と各討議、中町誠弁護士の講演「労働組合法上の労働者性に関する最高裁判決の解説および企業実務上の法的留意点」が予定されており、例年同様、大変に充実しています。私も両日、会場に詰めて先生方の講演・討議を拝聴するのが楽しみであるのですが、自らの報告が終了するまで肩の荷がずっしりと重いところ(TT)。

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