先週13年ぶりに金沢を訪れる機会を得ました。
「ニューシネマパラダイス」という映画で、故郷を何十年も離れていた主人公トトが故郷を訪れ、その変貌ぶりに衝撃を受けるシーンがあるのですが、まさにそれでした。特に母校があった金沢城跡の変わりようには、しばし呆然としておりました。もちろん石川県・金沢市の観光資源という面では、城跡が公園化することは有意義と思いますが、ここで勉強し、議論し、遊んだ者としては、やはり切ないものです。
「私が好きだった金沢ではない」などと呟きながら、旧下宿先に近い浅野川・東山へ。この「女川」と東山は、今だに変わりなく、小京都風情を濃厚に残しており、一安心。とくに東山は古い民家等を心地よい喫茶店・バーに改装しており、そこでようやく落ち着くことができた次第。旧下宿先のアパートも無事を確認(笑)。
それから湯湯治のため、金沢郊外にある湯湧温泉へ。竹久夢二記念館の隣にある公営温泉で湯を浴びました。竹久夢二のように原稿等を抱えて、ここに何か月か逗留し、それから・・・・等と妄想にひたりながら湯を楽しみましたが、肌に優しく良い湯です。そこでお仕事関係についても、つらつら考えていたことをまとめたのがこちら。
第2の故郷とも言うべき金沢への再訪は、期せずしていろいろなことを教えてくれました。また機会をみつけては、「里帰り」したいと思います。
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