同書はブラック企業等と指摘される恐れがある人事労務上の様々な課題について、事例形式で法令解説と実務対応策などを解説したものです。
1章では「ブラック企業」問題の背景と企業人事担当者として知っておくべきブラック企業論と厚労省指導との間の相違点を整理しています。
その上で第2章以下において、企業側が「泣き」をみないための労働法上のポイントを以下の流れで解説するものです。
サービス残業問題(第2章)、過重労働防止対策(第3章)、パワーハラスメント問題(第4章)、若年労働者等の使い捨て問題(第5章)、その他労働法上の課題(第6章)。最終章(第7章)ではブラック企業と指摘されないためのチェックリスト等を解説しています。
本書が良好かつ規律のある職場環境と健全な労使関係づくりに日々取り組んでおられる会社の人事労務担当者、社労士の先生方などに役立つところがあれば誠に幸いです。
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