昨日、厚労省が平成20年の労働災害発生状況を公表しました(こちら)。
昨年に比べ、死亡災害・重大災害ともに減少しましたが、そのうち交通事故(道路)、墜落・転落災害の減少が目立つようです。この災害減少は、何よりも企業・従業員の地道な安全活動の結果ですが、それと同時に昨年からの不況の影響がここにも出ているように思われるところです(輸送量、建設現場の減少→災害の減少)。
忘れてならないのは、過去に比べ大幅に減少したとはいえ、昨年も1268名もの尊い人命が労働災害によって失われているという事実です。前々職で災害現場に立ち会うことがありましたが、今なお被災労働者遺族の悲痛の声を思い出し、胸が痛くなります。
死亡・重大労働災害防止のためには、結局のところ、地道な安全活動が最も早道です。今朝も様々な職場で、安全朝礼がなされていると思いますが、労使双方ともに大事にやり続けていただきたいと折に願うものです。
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